点線

これは、かわいいひと。


少し遠くの本屋へ行った。

好きな作家の特集を見た。

かなりよかった。


だいたいいつも、上の歯と下の歯がくっつかないように生きてる。

そのくらいのすきまを、全身のいろんなところにあけて生きてみてる。

なんかそういう、すきまのある特集で
かなりゆるまった。



好きな本屋と好きな珈琲屋と好きな文房具屋は仲がいいことがけっこうある。

自分のかたよりを感じつつも
やっぱりそっか、という自分の好きなものの確認にはなる。


いつでもおせるホームボタンが点在しているのは、とても大切なことだとおもっている。

新しい街でも、そういうかすかな点線がみつかるといいなとおもう。