鉄の心



鉄釜でおこげご飯を炊けるということは…
とおもい、石焼風ビビンバを作った。

ああとてもおいしかった。

ナスのナムルが最近の気に入り。

炊飯器は、温泉卵を作るのに活躍してくれた。

我が家の中であらゆる器具が、持ち場を譲り合っている。

あたいのごはんは、いつもみためが乱れているけど
生命の躍動を優先している(本当か?)。



塾へ通う子どもたちのために、横断歩道に立っている交通整理のかたがいる。

手を広げて、子どもたちをその手の内側へ守って渡らせている。

私はそこを通る時、子どもたちのためのその手の中に入るのが申し訳なくて
なんとなく外側を通ろうとしていたら

今日、なんとなく内側へどうぞと目を配ってくれた。

こんなことで、心がへなへなしてしまった。

昨日、嫌な夢を見たせいだな。

(いや、あぶないからみんな内側を通るべきだよね。
そうだよね。)