夢が根をおろす




ときどき、夢の中ですごくいい歌が流れていて
目覚めてもおぼえているから、ボイスメモに録音する。

今日もいい歌を聴いて、記録した。

春の歌だったと思う。
何か、黄色い花の歌。

多分これはオリジナルソングではなくて
どこかで聴いた歌なんだと思うのだけど

どこで聴いた誰の歌なのかわからないんだよなあ。

聴かせると探してくれるアプリみたいなのにもヒットしなくて
探しようもないし、オリジナルでもなさそうで
どこにもいけない歌。

とりあえず、弾き語りにでもしてみたら、だれかみつけてくれるかな。

耳コピならぬ、夢コピ。

迷子の歌のおしらせ。


そうそう、ビデオレターでひっそりつけていたイヤリング
友人の川添美和ちゃんがはじめたお店「枢紅舎」の作品です。

タイトルは『春を待つ耳飾り レモンキャンディ〔植物好きな彼女の夢〕』


いいよね、うっとりしちゃう。


「誰かが夢で見た素敵なものが、
目が覚めても手の中にあったら
きっと嬉しいだろうなぁ

という気持ちをテーマに、

『夢から持ち帰ったお土産』専門店
開店しました。」

引用元: minne ギャラリー「枢紅舎」の紹介


作品にひとめぼれするのはもちろんなのだけど
このコンセプトがすごくすきで

こういうのがほしかった〜という気持ちになりました。

よく、夢から覚めて手を開くと何も入ってなくてしょんぼりしているから
(そのしょんぼりもまたひとつのときめきなのだけど)

夢を形にしてくれる職人さんがいて、とても嬉しいです。

『春を待つ耳飾り レモンキャンディー』も、夢のような作品で
着る洋服を想像してわくわくするところまでふくめて
春を待つ気持ちが湧いてくる耳飾りだなあと、手にして思いました。

うつくしい作品はすきなのだけど、
宝の持ち腐れにしてしまうのが怖いし
なかなか手を出せない、あまり多く持つものでもないと思っているのだけど

例えば食器とか
花瓶とか
こんな素敵な耳飾りとか

日々の中で生きてくれるものなら
安心して愛でられます。

夢がきちんと現実に根を下ろしてくれるものがすきみたいです。

それでいて、使ったり身につけると、3ミリくらい浮いた足取りになるのね。

大切に身につけよう。


枢紅舎
https://minne.com/@su-beniya

職人さんの手作りなので、二度と同じものが並ぶことがないから
並んだ時にぐっときたら、悩みながらも手に取るのがおすすめです。