まんなかでじんわり

いいたまごで、たまごかけごはんをした今朝。

おいしかった。



その日のその時間、

私は遅く起きてきて
さあこれから納豆ごはんを食べようと
ぼやぼやしながら納豆をかき混ぜていた。

姉がそばにいた。 



今日、納豆ごはんと、その時の姉を思い出して あたたかくなった。 

わたしだけがあたたかくなる話。

どんな日も、どんな時も、
そばでじんわりしていてくれる人のことをおもってたいなと

ぼんやりおもった。 





閉じていた目を開けてみたら、
着ている部屋着に、とっても鮮やかなオレンジの黄身がついてるのに気がついた午後3時前。

こんなにぼんやりした人なのか。 

誰のことも、何のことも、
せめられたもんじゃないなあ、とおもった。 

じんわりぼんやり、
知らぬまに誰かと支え合っていけたらいいな。