ついに



からだが休みたいと仰せでしたので
今日はベッドで横になるデー。

昼寝してたら夢を見た。

住んでる部屋の中に蝶がいつの間にか入ってきてて
ひええ!とおもっていたら増えていて

2羽ずつが1羽みたいになって
2組飛んでいた。

きれいだけどちょっと怖くて
こっちが外だよ、お行き

って、ひと組は窓から
もうひと組は玄関から逃がしたところで目が覚めた。

きれいなものは少し怖い。



すぐにまわるよ一週間。

はてどうしようかなとおもってたけど
お、あの話をしようというのが浮かんできたので

今日はベッドに横になるデーでも大丈夫デー。

文章を書く時はいつも
松本隆さんの「星雲がだんだん澄んできて、必要なものがことばとして浮き上がる」という作詞方法を思い出す。

私は、うんうん考えても出てこないので
材料になる…たとえば一つの木をぐるっと眺めて放置して
ふとそのなかにある形が見えてきたら彫っていくスタイル。

彫刻家の先生も、形はすでにその中にあるといつも言っている。

松本隆さんでも彫刻家の先生でもない人間が
そんな言葉だけを信用して真似するのは危険なことだとわかりつつ

おそらく感覚的に間違っていないのでこの方法です。

こういう方法を探すのも、何かを作る時の楽しさの大きな割合を占めているなと思います。



「朝劇下北沢真空パック」の中の
メインである映像「いつものいつか」の稽古もぐんぐん。

健康に気をつけて、毎日全員で検温しながら
遠隔で行ってます。

眠る前にやっているんだけど、
パソコン越しにおやすみなさい〜って別れて
余韻を抱いたままベッドに潜り込めるのが至福です。

にやにやしながら眠りに落ちちゃった。

楽しい作品になるんだと思います。

まだまだご予約受付中