平ら

からだとあたまとこころを

平らにする必要があるらしく

1日のほとんどはベッドで横になっている。

舞台が終わると大体こういう時間が来て

からだとあたまとこころのためにそうしていると

ふいにちょっとさみしさやかなしみがおそう。

きょう、この得体の知れないかなしみのわけがわかった。

ああ、これは、枯渇だわ。

出し切って乾いてかなしくてさみしいんだわ。

そうしてアニメをひたすら見初めて

あぁ、これこれ、このかんじ。

そうしてまた稽古が始まると

言語が台本や役にうつっていって

あんまり話せなくなっていって

だんだんその役がセリフで話す以外の言葉が出口を探し始めて

溢れてくるけどしまって

舞台に立って

聞いて、話して、動いて、動かされて

おわって…

なんだかこの一年くらいは

だいたいこんなリズムで暮らしている気がする。

働くことが、日常だ。

日常で、リズムのひとつだ。

なんだかそんなこと、
かんがえつづけてる。