まっつぐ
正直と誠実について
21歳くらいのころずっとかんがえていた。
正直、と、誠実、は
似ているようで、たぶん、きっとちがう。
あのころもなやみあぐねて
こたえがでないまんまほうりなげた。
きょうまた、そのことをかんがえていることにきがついて
ひさびさになくした手袋のかたっぽを
拾い上げたよう。
今、役を演じていて
ああ、わたしもずいぶんと、この五年で変わったなあと思うことが多い。
仕方ない、と思うことが増えた。
それはわたしにとって
わたしのまわりのひとといきる空間にとって
とてもやわらかな余白になっている。
MU『このBARを教会だと思ってる』
2/21〜26 下北沢駅前劇場
500円お得な初日、残り数席です。