前提

鵺的『奇想の前提』
きょうで7日目となりました。
蝉ならさよならの日ですが
今回の公演はすこし長生きで
あと4日の命です。
こうして振り返らねば
きょうがどこなのかわからなくなるほどには
毎日その瞬間に燃やし尽くしております。
身体の感覚としては
皮膚から肉くらいまでのまるっと一枚を
なんとなくずっとあずけているようなかんじです。
どういう意味ですかね、わかりません。
こんな世界もあるのかと知ってもらえたり
こんな世界があるならちょっとはいいな
とおもっていただけたら、なによりです。
いろんなひとがいて
いろんなひとがいきてて
うまれてきたかぎり、そのことじたいはまちがいじゃないので
まちがいじゃなかったなあとおもえる場所が
ひとりにひとつ
あったらいいなとおもうし
それだけで生きていけるならそれがいいな。
だれかの、まちがいじゃなかったなあとおもえる場所を
ながめてみつめてゆるしてゆける
それぞれであったらいいな。
さてさて今日も二回公演。
こんな長々とお話ししましたが
夏休みの大冒険活劇をおおくりしてます。
ぜひ足を運んでみてください。
鵺的『奇想の前提』
作 高木登
演出 寺十吾
7/21(金)〜30(日)
中野テアトルBONBON